【保存版】Wordファイルのパスワード設定・解除方法

【保存版】Wordファイルのパスワード設定・解除方法まとめ

Wordは文書作成ソフトとして幅広く利用されていますが、実際の業務では契約書や報告書、議事録など、社内外に関わる重要な文書の作成・共有に使われることが多く、Officeソフトの中でも特に機密性の高い情報を含むケースが少なくありません。 そのため、Wordファイルを取り扱う際には、常にパスワードを設定する習慣を身につけることが大切です。日頃から情報漏えい対策を意識し、安全なファイル管理を心がけましょう。 Word

ではパスワードで保護する対象には、以下の3つがあります。

読み取りパスワード
Wordファイルを開くのに必要なパスワード
書き込みパスワード
Wordファイルを編集するのに必要なパスワード(ファイルはパスワード入力なしで開けます)
編集の制限パスワード
文書の特定部分だけ編集可能にする/コメントのみ可能にする、といった細かい制御をするパスワード

読み取りパスワードの設定方法

読み取りパスワードが設定されたWORDファイルは、正しいパスワードを入力しない限り、中身を確認したり編集することは出来ません。
1. パスワード設定したいWordファイルを開く。
Wordlファイルを開く

2. 「ファイル」 ー 「情報」タブをクリックする。

ファイルメニュー

3. 「文書の保護」アイコンをクリック後、プルダウンメニューから「パスワードを使用して暗号化」をクリックする。

情報タブ
情報タブ

4. 「ドキュメントの暗号化」ポップアップが表示される。「パスワード」フィールドに任意のパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックする。。

ドキュメントの暗号化
ドキュメントの暗号化

5. パスワードの確認ポップアップが表示されるので、設定したパスワードを再入力する。

パスワード入力画面

6.パスワード設定がなされた場合は「情報」「文書の保護」アイコンには「この文書を開くにはパスワードが必要です」と書かれています。

文書の保護

7. この状態で上書き保存するとパスワード付きファイルとして保存されます。次回このWORDファイルを開く時、先ほど設定したパスワードの入力が要求されます。

※読み取りパスワードを忘れてしまうと、復元することはできません。
設定したパスワードは忘れないよう、大切に保管してください。
読み取りパスワード以外であれば、忘れた場合に強制的に解除する方法があります

もっと簡単にパスワードをつけたい場合や、複数のWordファイルに一括でパスワード設定をしたい場合は「一発暗号文書!」を使いましょう。 👉 ご利用はこちらから

読み取りパスワードの解除方法

読み取りパスワードが設定された文書ファイルは、正しいパスワードを入力しない限り、中身を確認したり編集することは出来ません。。
1. パスワードを解除したいWordファイルを開く。(開く時はパスワードが要求される)
Excelファイルを開く
2. 「ファイル」-「情報」タブをクリックする。
ファイルメニュー

3.「文書の保護」アイコンをクリック後、プルダウンメニューから「パスワードを使用して暗号化」をクリックする。

文書の保護
パスワードを使用して暗号化

4.入力されているパスワードの文字をクリア(消去)する。「OK」ボタンのクリックでパスワードが消去される。

ドキュメントの暗号化

「上書き保存」をして完了です。次回このWordファイルを開く時、読み取りパスワードの入力は要求されません。

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書き込みパスワードの設定方法

書き込みパスワードが設定されたWordファイルは、ファイルを開いて編集を行おうとする際パスワード要求をされます。パスワードが正しくないと編集することは出来ません。
※読み取り専用(編集不可)で開く場合はパスワードの入力が不要です。書き込みパスワードを知らない人でも閲覧することが可能です。
また、読み取り専用で開いた後に「名前を付けて保存」することで、書き込みパスワードを知らなくても、別ファイルとして編集する事は可能です。
1. パスワード設定したいWordファイルを開く。
2.「ファイル」-「名前を付けて保存」をクリックする。
3.「名前をつけて保存」のメニューの中から「参照」をクリックする。
参照
4. 名前をつけて保存ダイアログ画面下にある「ツール」をクリックし、メニューの「全般オプション」をクリックする。
全般オプション
5. 「書き込みパスワード」の欄を入力し、「OK」ボタンをクリックする。
書き込みパスワード
6.確認のため再度パスワードを入力する画面が表示され、再度同じパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックする。
Excel2-5

※「読み取りパスワード」もここで設定することができます。 書き込みパスワードのみ設定する場合は、読み取りパスワードの欄は何も入力せず、空白のままにします。

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書き込みパスワードの解除方法

書き込みパスワードが設定されたWordファイルは、正しいパスワードを入力しない限り、編集することは出来ません。開く際に読み取り専用で開くこともできます。
1. パスワードを解除したいWordファイルを開く。 (開く時はパスワードが要求される。パスワードを入力せずに読み取り専用で開くこともできる)
2. 「ファイル」-「名前を付けて保存」をクリックし「参照」をクリックする。
参照
3. 「名前をつけて保存ダイアログ画面下にある「ツール」をクリックし、メニューの「全般オプション」をクリックする。
全般オプション
4. 入力されているパスワードの文字を消して、「OK」ボタンをクリックする。
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編集の制限パスワードの設定方法

「編集の制限」は、Word文書を“読み取り専用”や“コメントのみ”などに制御し、特定部分だけ編集できるようにする機能 です。 誰がどこまで編集できるかを細かく制御できる仕組みで、単純な「読み取り専用」より柔軟に使えます。
1. パスワード設定したいWordファイルを開く。
2. 上部のメニューの中から「校閲」-「1.編集の制限」をクリックする。
3. 「3.保護の開始」の「はい、保護を開始します」をクリックする。
制限
4.書式の制限を設定する場合は、「設定」項目をクリックする。
5.「書式の制限」ウィンドが表示されるので、必要な制限を編集する。
設定
6.「編集の制限」を付けたい場合は、該当する編集制限を設定する。
編集制限
7.編集制限のパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックする。
編集制限
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編集の制限パスワードの解除

1.パスワードを解除したいWordファイルを開く。
2.上部のメニューの中から「校閲」-「1.編集の制限」をクリックする。
3.「保護の中止」ボタンをクリックする。
中止
4.設定したパスワードを入力し、「OK」をクリックする。
中止
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